治療困難な小児の治療①
当院は住宅地に立地していることもあり、子どもの患者様もたくさん来院されます。
私は女医ということもあり、小さなお子さまを担当することも多いのですが、中には全く治療を受け付けないお子さまももちろんいらっしゃいます。
治療用チェアに座れないのはもちろん、視線すら外されてしまいます。アーンなんてとんでもない話です(笑)。
そんな時、付き添いの保護者様には次のような説明をさせていただきます。
当院の方針として、『大きくなった時に歯医者嫌いにさせない』を目標にお子さまの治療は組み立てていきたいと思います。その為の治療の流れとしては大体以下のようになります。

まず、親から離されたことだけで泣くような年齢のお子さまは、処置(短いものに限ります)をする間だけ術者の方に寝かせる座りかた(スタルキー)で処置をします。当然泣きますが、それは殆どは『あとに残らない泣き』なので、後々それで歯医者嫌いに云々の心配はありません。

次に恐怖心から泣くお子さまの場合です。歯の治療など大人でも大変なのですから、小さなお子さまはもっと大変ですよね。
でも、ちょっと待ってください!決して、決してお子さまに大変であることは言わないであげてください。
他院等で実際に辛い思いをしてダメになったお子さまもいらっしゃいますが、ご家族の会話を聞いて先入観でダメになっているお子さまが実はものすごくたくさんいらっしゃいます。まずは、何の先入観も持たせないように心掛けて頂けたらと思います。保護者様は勿論ですが、のみならず、ご兄弟の忠言にも配慮頂けたらもっといいです。子どもの口に戸は立てられないものですが、敢えて無用に怖がらせるようなことを口走っていないかご注意ください。思い込んでしまうとそれを解消するために思わぬエネルギーと時間を使うことになりますので…。

最後に、残念なことに既に先入観を持ってしまって治療が困難になってしまったお子さまの治療の流れについてお話したいと思いますが、長くなりそうなので分けたいと思います。

副院長 飯田ゆきこ
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顔をぶつけてしまう子供
最近、こけた時に手をつけないで顔を地面にぶつけてしまう子供が増えています。
これは、最近の日本の家庭では畳の部屋が減り
フローリングと机の生活が定着してきているのと関係しているといわれています。

理由は、

はいはいする期間が減っているために、反射的に手を出して顔を守ることができないからです。
机や椅子につかまり、すぐに立ち上がりやすい環境だからです。
馬や犬のまねをして四つん這いで遊ぶにも、フローリングでは痛いですし、
ズボンも汚れたり破けてしまうのでやめるように注意する親もいるかもしれません。

顔をぶつけてしまう子供は、何度もぶつけてしまうようです。
同じ子供が歯が折れたり抜けてしまって歯科を受診されるケースがよくありますので・・・

時間のある時には、お馬さんごっこなど
小さいお子様やお孫さんと楽しんでみてくださいね。

~~~   院長   飯田 高久   ~~~

岡崎先生講演(岡山大学歯学部小児歯科)④
昨日の続きです。

我慢できる習慣、我慢する練習はとても大切です。

よくあるケースとして治療をとても嫌がる子供が

幼稚園や保育園に行くようになると急に治療ができるようになることがよくあります。

これは、それまで大人の世界の中にいて自分のわがままが全て通る状態から、

子供同士の我慢が必要な世界へ入ることにより変化するからなのです。

しかし、普通はほとんどの子供は3歳になれば歯科治療ができるようになります。

それは言葉が理解ができる年齢になるからです。

もちろん3歳にならないと歯科治療ができないというわけではありません。

ただ、根性が座っているかこちらの雰囲気に飲まれる素直さ?がある子供に限られます。

楽しい雰囲気でまくしたてて子供がキョトンとしている間に治療が終了している。

この状態が保てる子供には通用するテクニックと言えます。

ただ、これは子供自身が治療の必要性を理解して治療に協力することとは次元が違います。

2歳以下で治療が上手にできたからといっても3歳になってもできるとはかぎりません。

逆に、3歳以下で治療ができなくても焦る必要は全くありません。

我慢する習慣ができて、さらに治療が理解できる子供のほうが将来的には安心です。

~~~   院長   飯田 高久   ~~~

岡崎先生講演(岡山大学歯学部小児歯科)③
問題Bの答えです。

答えを読む前に必ず二日前のブログを読んで考えてくださいね!

それでは・・・

おやつの時間を決めていると答えた母親のほとんどが・・・

そうです!

私の子供は上手に治療ができると思うに印をつけたのです。

そして、実際にそのほとんどの子供が上手に治療ができたのです!

もちろん、その逆もまた予想した通りの結果に!

これを聞いて何を感じますか?

単に母親だから子供のことがわかって当然?

それではおやつとの関係がつながりませんよね。

歯科での治療は上手にすれば痛くないようにできます。

ただし、一定の時間我慢をしなければなりません。

この我慢ができるかどうかが重要なのです。

栄養学的には3時丁度におやつをあげても、3時10分前にあげても同じです。

ただ、この10分を待つ!我慢する!

この習慣が大切なのですね。

1日でブログにアップできる量は限られるので続きはまた・・・

引っ張ってすいません。

~~~   院長   飯田 高久   ~~~

岡崎先生講演(岡山大学歯学部小児歯科)②
昨日の問題の答えです。

昨日のブログを見ていない方は先にそちらを読んで考えてから見てくださいね。

問題Aの答えは・・・

少年院です。

虫歯と虐待の関係は最近よく耳にするようになりました。

親の無関心や虐待は虫歯の多い子どもを作りますし、歯科治療に行かせることもないのです。

そういう子供は満たされない気持ちにより犯罪に走る可能性が高くなります。

もちろんしっかりと食事や消化ができないことにより、

さらに精神的な安定が得られにくくなることも考えられます。

ただ、逆に11歳までに生える歯には虫歯が全くないのに12歳臼歯はぼろぼろ・・・

という子供には薬物中毒の子供が多いそうです。

親の過干渉により管理されてそこまでの状態はよいのですが・・・

逃げ場がなくなり薬に逃げてしまって12歳臼歯はひどい虫歯になっても放置されて・・

また、シンナーで歯全体がぼろぼろになるケースもあります。

もちろん単に反抗期が強い子供でもなってしまう場合も一般開業医では目にします。

9歳以降には子供本人での歯ブラシが大切になります。

子供自身の正常な自立を助けるためにも大切です。

ただ、それまでに歯ブラシの習慣をつけてあげることや、

子供が歯ブラシの技術向上の手助けをする必要があります。

長くなりましたので問題Bの答えはまた明日!

同時に考えるとさらに良いと思いますのので必ず読んでくださいね~

~~~   院長   飯田 高久   ~~~



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