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歯周病治療⑦ プロービング時の3種類の出血
今回も少し専門的な歯周病の話です。

プロービングとは、
歯周ポケットの深さ、
プロービング時の出血の有無、
アタッチメント(歯の根を周囲の歯肉や歯の周りの骨が繊維の束で繋ぎ止められている状態の程度)
歯周ポケット部分の歯の表面を探知し、歯の周囲の組織の状態を把握する為の検査です。

プロービング時の出血(BOP、BI)は、何故起きるのか?それは、
≪歯面にプラークが付着

プラークに接した歯面表面から1~2ミリ
の深さ迄、炎症が生じる

炎症が起こっている組織の毛細血管は、
血管内から血球等が外に出やすい状態に
なる。

プローブか軽く触れただけで出血する≫

つまり、プロービング時の出血(BOP、BI)がある、イコール、歯肉に炎症がある。
それは、歯肉の上端でも、歯周ポケットの内側の歯肉でも、炎症が起きていれば同じという事です。
歯ブラシの時に、痛みはないけど出血がある、という事は、そこに病気がある、という事なのです、

プロービング時の出血の有無を調べる事は、
初期歯周治療後のメインテナンスの期間の、
病気の進行や再発の発見に役立ちます。

プロービング時の出血には、3種類あり、
それぞれ示す内容が異なります。

①歯周炎による出血(BOP)
エナメル質とセメント質の境目の部分迄よりも深い歯周ポケット内の炎症の有無を示します。
     (歯肉縁下プラークによる炎症)
歯根面の清浄化を行った後に、歯肉縁下の状態を確認します。

②歯肉炎による出血(BOP)

③歯肉辺縁部炎症による出血(BI)

②と③は、歯肉縁上プラークコントロール不良による炎症を示し、出血の有無で、歯肉縁上の清掃状態を評価します。
つまり、歯ブラシのみで治癒させる事が出来ます。

①は、歯周炎の治療を、歯科医院で受ける必要があるのです。

このようにプロービングは歯周病の検査でとても重要な検査です。
歯肉をチクチクつついて患者様からの評判は悪いですが、定期的な検査はとても大切なので頑張りましょう!

デンタルハイジーン別冊 「歯周治療レッスンブック」より一部引用

飯田歯科の歯周病治療ページでは、図も使用してわかりやすく説明しておりますので、興味のある方は左のオレンジ文字をクリックしてご覧ください。

大阪府堺市飯田歯科 歯科衛生士チーム
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